七人の武器屋1/7

滅多にしないジャケ買いを敢行して大成功だった一品。
 

七人の武器屋1/7 (角川コミックス ドラゴンJr. 118-1)

七人の武器屋1/7 (角川コミックス ドラゴンJr. 118-1)

簡単に中身を紹介しますと、この作品は
武器屋「エクス・ガリバー」を舞台に従業員である7人の少年少女と
そこを訪れる人々によるほのぼの(?)ストーリー。
 
どうやら原作は富士見ファンタジア文庫にて8巻まで出てるようですが
そちらは手つかず。そして今後も手をつける予定はないです。
そしてこの様子だと漫画版での続刊の予定はないっぽい? 残念だなー。
 
まー、とにかく絵が可愛い。そしてキャラも可愛い。
しかも恐ろしい事にトーン皆無です。にも関わらず描き込みもすごい。
ただ、いわゆる小畑健先生や大暮井人先生のようなリアルタッチではなく、
どちらかというと漫画と絵本の中間な絵が世界観とマッチしてるというか。
時々ある見開きのコマは漫画のコマでありながら一枚絵のよう。
540円の割にページ数が少なめなのですがこれなら惜しくないなぁ、と。
武器が登場するとコマの外に威力がメモってあったり。
でも食べ物にまで威力つけちゃダメでしょ!(笑
 
お気に入りなのはノン。というか第二話。
38ページの見開きからはじまる一連の流れが可愛くて可愛くて。
狂気から純粋な剣気への移行がすごいあざやか。
RPGでのよくあるネタと彼女の性格の組み合わせが上手い。
 
絵で魅せて話で魅せる一品。店頭で見かけましたら貴方も是非。